お仕事する前に・・・

面接テクニック

● 唯一ナマの自分を見てもらえる機会、ここを重視している企業も多いはず

-その1-

【まずは心構えから】

面接の心構え

面接で失敗しないコツは、緊張しないこと!では緊張しないためには・・・? これはなかなか難しいポイントではあります。緊張しやすい人であれば面接は人生を左右しかねない分岐点だと考えれば考えるほど緊張するなと言われてできるものではありません。しかし、前もって準備をしておけば少しでも心に余裕が持てるのではないでしょうか。

まず最初に伝えておきたいことは、転職の人であれば中途採用がほとんどなので面接は個人面接が多いこと。とくに中小企業に応募するのであれば、あなたのために○日の○時に面接の時間を作ってくれている場合がほとんどだと思うので、当日ライバルもいないし、名前を呼ばれるまで緊張しっぱなしなんてこともないのです。昔に練習した「別室で待機させられて、名前を呼ばれて、面接官との距離があって・・・」といった形式ばった面接を想像している人は、そのような形式は大手企業か新卒者の場合なので、「面談みたいなもの」だと思えば少しは落ち着くでしょう。

応募先が大手企業なら面接官との距離は覚悟が必要かもしれません。そして、面接は「紙切れだけでは表せない自分という人間をみてもらう機会だ」という前向きな気持ちでのぞんでいただきたいと思います。緊張してしまうのも自分だし、頑張っている自分も見られているのです。逆に言えば、ため口を使ってしまったり、失礼な態度をとっていたら、その自分はそのように見られてしまうのです。

【持参品や身だしなみは】

服装はスーツと白いシャツ、黒いビジネスシューズと呼ばれる靴が最適です。男性のネクタイと靴下は落ち着いた色などが好印象のはずです。時計はファッション性に富んだものは選ばず、アクセサリーも過剰なものは印象を悪くするのでさけましょう。

筆記用具などは必要最低限にして、面接の場にふさわしいかばんに入れて持っていきます。荷物が多すぎても手ぶらでも変です。面接時に手に持って面接は受けませんが、かばんの中に履歴書などを事前に郵送している場合などは、何かのために自前でも用意していってはいかかでしょう。求人票なども同様に面接時には出したりはしませんが、質問などのためにかばんに入れておくといいかと思います。面接で求人票の内容と違うことを口にするような企業もあるようですし・・・。

応募先に到着前には駅などのトイレで身だしなみをチェックし、髪形・ネクタイ・襟などを確認してから向かいましょう。

【何分前に着いたらいいのか】

到着目安は面接予定時間の10分前ぐらいが適当だと思います。早すぎると相手先の準備の関係もあって失礼にあたりますし、緊張する時間が長くなるので逆効果です。遅刻は厳禁ですが、万が一遅刻しそうな場合は1分でも早く連絡を入れてください。遅刻しそうだからといって連絡もせず、あきらめて面接に行かないのは、合格の可能性”0”にしてしまうだけでなく、相手先にも迷惑がかかります。平気でドタキャンする人間は、社会人として一人前とは言えないので、その先もどこかで社会から弾かれてしまうのではないでしょうか。